くもんは何歳から?3歳から通わせてみた結果

2020年3月1日未分類

子どもだって目標が大事
目標が無いと、人は動かない
小さいうちから学習塾ってどうなの?
皆さんはどう思われます?

こんばんは、今日は子育てにおける勉強の話です。

我が家では3歳になった娘がくもんに通いました。
この辺りを、体験談に基づいて書いていきたいと思います。

くもんではどんな勉強をするのか

くもん式は学習塾とは違い、『家での学習がメイン』です。

くもんの教室からは宿題のプリントが出され、子ども達は毎日プリントを自習します。毎週2回教室に通いますが、宿題の答え合せをして間違えた問題のお直しをし、当日の分を教室で解いて、次の宿題をもらって帰ってきます。

宿題のプリントイメージ

我が家では『英語』と『算数』を習っています。
算数は計算問題を解きますが、英語はeペンシルという電子機器を別途購入する必要があります。

このeペンシルでプリントをタッチすると英語の読み上げが始まり、ヒアリングと発音を練習できるようになっています。

また、これは全くの余談ではありますが、くもん式に通い始めると下の画像のようなカバンを貰うことができますので、バッグを別に用意する必要はありません。

くもんを始める前に考えたこと

うちの場合、くもん式に入れたいというのは、奥さんのたっての希望でした。

自分が子どもの頃にくもん式をやっていた為、我が子にもやらせたいというのです。

僕はどちらかというと、幼少期は思い切り友達と遊んでほしいし、
運動して身体を作ってほしいと考えていたので、塾は否定派でした。

それでも夫婦で話し合い、以下の結論を出したのです。

  • くもんは毎週2回教室に通うだけだし、宿題は日課にすれば苦ではないと思う
  • 英語はなるべく早いうちから習うことで発音が綺麗になるのではないか
  • 算数は数字に強くなるのでやらせたい
  • 国語は本が好きだから読書することで身に付くと思う

以上を踏まえ、受講する教科は「英語」と「算数」に、
開始するのは3歳からと決定しました。

後は本人の希望が一番大事なので、強制的にやらせるのではなく、あくまでも本人がやりたいと言ったらやらせることにしました。

くもんを始めてから挫折もあった

子どもに興味を持たせるために体験学習に連れて行ってみると、すぐにやる気になったため、本人からやってみたいと申し出がありました。

そんなこんなで、子どももやる気を出して始めたくもん式です。

最初は楽しかったのでしょう。
やる気に満ち溢れてガンガンやっていましたが、人間飽きがくるもので、
それは子どもとて例外ではありませんでした。

宿題中に気がそれて全然集中できていなかったり、くもんイヤだな~とブツブツ言うこともありました。

まぁ、それは当然ですね。
まだ子どもですから、遊びたいに決まっています。

僕たち夫婦も、これでは勉強嫌いの子になってしまうのではないか
やらせたのは間違いだったのではないかとか色々と悩みました。

しかし、そこで辞めさせてしまっては、勉強=嫌なものというイメージがついたまま学校にあがってしまいます。

それだけは避けたかったので、試行錯誤しました。

そして、転機が訪れたのです。

くもんを始めてから継続させる方法

子どもだって目標が大事
目標が無いと、人は動かない

僕たち夫婦はどうすれば子どものやる気を引き出せるのかを徹底的に考えました。

時間を意識させて、時間通りに終わったら褒めたり、
毎日継続することで日課となれば苦じゃなくなると考えて、とにかく毎日続けることが大事なんだと、時間になると机に向かわせました。

でも、子どもにとっては嫌なことをさせられているという意識の方が強く
(当たり前ですが)、あまり効果はありませんでした。

そんな時、近所のご家庭で同じようにくもん式をやっている男の子の話を聞きました。

その子は誰よりも朝早く一人で起きて、まずくもんの宿題をやってから保育園に行くそうです。

そしてそれは、夕方家に帰ってから、大好きな公園で思いっきり遊ぶためでした。

これだ!と思った妻は、子どもにその男の子の話をしてみました。

するとうちの子も納得したらしく、公園で遊ぶ時間を確保するために、朝イチでくもんをやるようになったのです。

くもんを始める前と後の行動の違い

その結果、くもん式を始める前と後とでは、子どもの行動に以下のようなプラスの変化が表れました。

  • 朝早く起きるようになった
  • くもん式に意欲的に取り組むようになり、毎朝の日課となった
  • 夕方は公園で思い切り身体を動かして遊ぶようになった
  • 勉強をしながら、友達との時間も確保できるようになった

今では両親が車で移動中などにクイズのような形で算数の問題を出して、それに答えて遊んだりしています。うちの子も、段々勉強が楽しいと思うようになってきているのが実感できます。

参考までに、娘の毎日のスケジュールはこうなっています。

  • 6:25 起床
  • ~ 6:35 お着替え
  • ~ 7:00 くもん『さんすう』
  • 16:30 保育園から帰宅
  • ~ 17:00 くもん『えいご』
  • ~ 18:00 公園で遊ぶ

くもんは何歳から始めるのが良いのか

今回の結果から、まず継続させるには目的が必要なのだなと、親として教訓になりました。それが、うちの子の場合は公園で遊ぶ時間を確保するためでした。
また、そうやって継続していくうちに、楽しさを見出すのだなと思いました。

その結果から、勉強が嫌だと感じる前に、勉強を子どもの日課(習慣化)としてしまうのが一番良いと思っています。

小学校に通うようになると、帰宅して宿題をするようになります。
今まで遊べていた時間を勉強に充てることになるので、環境の変化から子どもにもストレスがかかるのではないでしょうか。

そこにくもん式を始めてしまうと更に負担がかかり、勉強が嫌いになってしまうのではないでしょうか。そういう意味だとくもん式は、小学校入学前に始めるのが一番ベストではないかと思います。

もし、くもん式を始めようか悩んでいるご両親がいましたら、参考になれば幸いです。