【父親にこそ読んでほしい】保育士体験のすゝめ

2018年12月17日未分類

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お父さんにこそオススメしたい保育士体験

親バカじゃない親なんていない

我が子は可愛いですよね。初めての寝返り…。にんまり笑顔…。指を握ってくる小さな手…。
『父親』となり、初めての体験に戸惑いながらも、時折見せる子どもの無邪気な姿に癒されながら暮らしています。

着替え、ごはん、保育園の準備、洗濯、掃除、お風呂、寝かしつけ
父親として関われる育児をあげれば相当数ありますが、だいたいはお母さんが家事、育児メイン
父親は一家の大黒柱として仕事に勤しむ…。そんなご家庭も多いことと思います。

ウチは5歳のお姉ちゃんと2歳の弟の姉弟ですが、僕が単身赴任をしているので、まさに上記の通りの家庭ですね。
僕自身は子どもが大好きなのでもっと関わりたいのですが、土日しか一緒に遊べない。
平日は家にいないので、妻には負担をかけているし、子どもたちにも寂しい思いをさせていると思っています。

そこで今回は、保育園で開催されている保育士体験行事に参加してきたことで、
子どもたちとの距離感がまたグーーーーンと縮まったので、書いてみようと思います。

保育士体験はこんな父親にオススメ

子どもともっと仲良くなりたい
他の子と比べて保育園でうちの子がどう過ごしているか知りたい

保育士体験って何をするの?

保育士体験は何するの?

うちの保育園では、保護者の希望者を募って年に2回、保育士の体験が出来る行事があります。
保育参加と呼ばれており、午前中もしくは、1日を通して我が子のクラスに保育士として参加、
保育園での様子や保育士の仕事内容について実際に体験することが出来ます。

これが中々貴重な体験であり、参加することで以下のメリットがあります。

参加するとこんなに良いことが

子どもとの距離が縮まる
子どもは保育園が楽しみになる
育児に積極的に関わることで妻との信頼が深まる
保育士体験を通じて育児の大変さが身に染みる
妻に感謝するようになる
家族の会話が増える
昔懐かしい給食を食べられる

ここからはうちの保育園の保育参加を一例として載せていきます。
保育参加って何するの?興味を持ったら読んでみてください。

自己紹介

今回は3回目の参加で、初めて下の子の2歳児クラスでした。
子どもたちと体操や走り回ったりするので、動きやすい恰好で参加します。

そしてまずは自己紹介です。
担任の先生が紹介してくれるので、子どもたちの前で元気な声であいさつをします。

慣れないとハードルが高いのですが、いつも子どもに話しかけるのと一緒です。
みなさん、おはようございます。○○のお父さんです。今日は一日よろしくお願いします」とか、そんな感じでOKです。

とにかく声を張って、笑顔で言えば何てことはありません。
ここで1日保育士として紹介されるので、園児たちからは一日「○○先生」(苗字+先生)と呼ばれます。

体操

外に出て体操をします。
ここでは全学年一緒に行います。姉弟が同じ保育園に通っている場合は上の子、下の子にも会えるので、ここでも子どものテンションアップです!
「おとうさ~~~ん!!」と凄く嬉しそうにしてくれますよ。

体操ももちろん一緒に踊ります。
少し恥ずかしいかもしれませんが、保育士として参加している以上はこれも立派なお仕事です。
子どもだってお父さんが一緒に体操してくれると嬉しくてたまらないはずです。

園庭で遊ぶ、お散歩

保育参加はかけがえのない体験

季節にもよりますが、夏はプール、秋はお散歩、冬は園庭など、外で遊びます。
今回は2歳児クラスということもあり、砂場で山を作ったり、おままごとをしたり。
一生懸命つくったものを「美味しい!」と食べる真似をしてあげるだけで、子どもたちは幸せそうに笑います。

室内でお遊戯、手遊び

室内に入ったら手洗いやトイレを済ませますが、ここでも積極的に手伝います。
ずぼんをあげてお腹をしまってあげたり、手洗いを一緒にやってあげます。
子どもの自分でやりたい気持ちを汲み取りながら、どこまで手を出して良いか考え、新米保育士として頑張ります。

室内では一緒にお遊戯をして遊びます。
ピアノのリズムに乗って走ったり、回ったり、ジャンプしたり。
子どもたちは一緒になってキャーキャー笑いながら身体をいっぱい使って遊びます。

給食

給食の先生が、ごはんやお汁が入ったバケツ、お皿、デザートなどを運んでくるので、三角巾とマスク、エプロンを付けて配膳をします。
全員に行き渡ったら子どもたちに混じって、昔懐かしい給食を一緒に食べます。
今日の献立はカレーでした。みんな時にはお話をしながら夢中で食べます。

ここで子ども同士の会話を聞くこともできます。
普段、大人と子どもが話している姿しか知らないので、子ども同士でどんなお話をするのか、とても興味深く見ることができます。

沢山食べる子はおかわりをします。
お父さん先生もおかわりをします。笑

お昼寝

食べ終わったら歯磨きをします。
一人ひとり、膝の上に仰向けに寝かせてしっかり磨きます。

布団は担任の先生が引いてくれるので、子どもたちを自分の布団まで誘導し、背中やお腹を叩いて寝かしつけをします。
普段は自分の子どもしかやっていませんが、他人の子どもを寝かしつけできるのも貴重な体験ですね。
そのうちスヤァーっと寝てくれると、まじで天使です。嬉しすぎます。

内職

子どもたちが寝ている間、例えばクリスマス会とか、音楽会とか、子どもたちのイベントに向けた飾りを作ったりします。
こうやって、保育士さんたちは子どもが寝ている間も一生懸命準備をしてくれているから、素晴らしいイベントが無事こなせるわけですね。
保育士はただ子どもと遊べば良いだけではないということがよく分かりました。

園長先生にご挨拶、解散

子ども達が起きたら、さよならの挨拶です。
「今日は一日、ありがとうございました」と笑顔で園児に別れを告げて、職員室に向かいます。

園長先生にご挨拶をして、感想を用紙に書いて、おしまいです。

最後に

最後に…

保育参加、いかがだったでしょうか。

保育士として参加するので、参観日と違ってお客様ではないというところが結構珍しいかもしれませんね。
読んで頂いて大変に思えたかもしれませんが、自分でやってみると本当に大変です。

でも、保育士さんたちは毎日これに加えて、ケガが無いように、相手を思いやる心を教えたり、集団生活の大切さを教えてくれている訳ですね。
本当にありがたいことです。こんなに責任ある仕事なのに賃金低いとかありえん。

そして、妻はこれを家事を、そして仕事をこなしながらやってくれている訳です。
保育士さんたちは仕事なので、給料も出ますし、上司(園長先生)からも認めてもらえるかもしれませんが、お母さんは違います。

お母さんの大変さを認めてあげて、感謝できるのはお父さんだけです。
是非とも、保育参加があれば行ってみてください。
そして育児は大変だと認識して、二人三脚でやっていくことでもっと楽しい家庭になると思いますよ。

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てーやま(@daig_programmer)