親がウザい時の対処法|親の立場からお答えします

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親がウザい時の対処法

親がグチグチ言ってきてウザいなあ。もう放っといてくれ!と思っているあなたに向けて、今夜は、親の立場から書いてみようと思います。

『子どもなんだから親の言う事は聞きなさい』なんて言うつもりは全く無くて、むしろ対処法を書いていきます。

親になると言うことは、昔はあなたと同じ子どもだったと言うことです。親になってみて初めて、親と子両方の気持ちが分かるようになりました。そんなに長くないので、最後まで読んでみてくださいね。

− 親の存在って鬱陶しい時ありますよね。子どもの事を想うあまり、つい口うるさくなってしまうのでしょう。でも、そんな事は子どものあなただって知っているはず。お父さんやお母さんが口うるさいのは、私の事を想ってくれているからだ。きっと気付いていますよね。

だけど、ウザいものはウザいんです。みんなそう言う経験はありますし、決してそれは悪い事ではありません。

勉強だって、恋人だって、友達付き合いだって、あなたにとっては大切なもの。そこにドカドカと入り込んできて、いちいち口を出してくる親の存在が疎ましくないはずがありません。

自分の領域に入ってきて欲しくなくて、つい、親を無視した事があるのではないでしょうか。しかし、無視したら状況は良くなるどころか、むしろひどくなりませんでしたか。じゃあどうしたら親がウザくなくなるんでしょう。今日は、そんな疑問にお答えします。

無視は逆効果。適度に対応すること

冒頭でも触れましたが、親の言葉を全く無視してしまうと逆効果です。その結果、更に言葉を荒げて言ってくるか、しつこくなるだけです。

それは何故でしょう。

こういった場面で、親が望んでいるのが以下の2つだからです。

  • 子どもが自分の言ったことに関心を持ってくれる
  • 子どもがその通りに行動してくれる

子どもから無視されてしまうと、親は自分の思いが満たされないため、更にトーンを上げて(若干怒り気味に)ギャーギャー言ってしまう訳です。無視すると逆効果な理由、伝わりましたか?

親の言うことは無視せず適度に対応しよう

そこで、親の言うことには適度に耳を貸してみましょう。面と向き合って聞かなくても良いので、適度に聞くのです。『ウンウン』と相槌を打つだけでも良い。とにかく、聞いてあげるのです。

その後は、適度に行動することです。ただ話半分に聞いただけだと『分かったフリをしているけど、結果に表れていない』と親に思われてしまいます。その結果、逆戻り。更に行動するまで小言を言われてしまうかもしれません。

でも、子どもの世界を邪魔しないで欲しい

あなたが親に反発する理由はきっと、あなたの世界に入ってきて欲しくないからじゃないでしょうか。友達とのSNS、恋人との関係、グループ。それらはあなたの特別な時間ですが、中にはこんな事を言ってしまう親もいるようです。

  • 誰と連絡しているの?
  • 何の話をしているの?
  • 誰とどこに出かけるの?
  • 何時までに帰るの?ご飯は?

これがあなたが『ウザい』と感じる原因、プライベートに入り込もうとする親じゃないでしょうか。

でも、ここで親の立場から考えると、それらは凄く当然な事かもしれません。だって親からしたら、以下のように考えてそう言っているんです。

  • SNSで見知らぬ大人と知り合っていないか
  • 事件に巻き込まれるような事が無いだろうか
  • 夜は危ない。早く帰ってきて欲しい
  • 今は簡単に連れ去られ、殺される時代だ
  • 大切な子どもを守りたい!

これも、あなたは分かっているはずですよね。

そこで、こういうのはどうでしょうか。あなたが親の言う事を適度に聞いて、行動するのならば、ある程度の自由は許してくれる親が多いと思います。

親の言う事を無視してしまう子に対しては厳しくなる一方ですが、ある程度行動する姿を見ていれば、親だって寛容になるのではないでしょうか。

最近頑張ってるなぁと親に思わせる事が出来れば、子どもからのお願いも聞いてくれると思いますよ。例えば、恋人との外出を許してくれたり、友達との関係を理解してくれたり。

結論

  • 親の小言は無視すると逆効果。適度に対応しよう
  • 適度に行動していれば、ギャーギャー言われてウザい思いはしなくなる
  • 親にお願いしたい事があるなら、頑張っている姿を見せてみよう

私には今、二人の子どもがいます。その子たちが大きくなって、あなた達ぐらいの年齢になったら、きっと面と向かって言うでしょう。

『子どもは、親の所有物ではない。そして、親の言う事が、必ず正しいわけではない。子どもには子どもの人生があるので、全て親が決定してはいけない』

『でも、親の方が長く生きている分、正解に近い事を言うかもしれない。それを聞いて、適度にやってくれれば子どもの世界を邪魔したりしない』

『危ない事だけはしないで欲しい。君たちのことを心から愛しているから』