楽天ウェブ検索は簡単にポイントが稼げるけど楽天側はこれでいいのか?という話

楽天ウェブ検索という楽天のサービスがあります。
これを使うと、1日2分足らずで月に150ポイントほど楽天ポイントが稼げますが、果たして楽天側はそれで良いのか?という話をしたいと思います。
楽天ウェブ検索とは
楽天ウェブ検索とは、ブラウザを通して検索を行うだけで楽天ポイントが貰えるというサービスです。
ユーザーは楽天会員であれば誰でも使うことができ、対応しているブラウザも以下のように全網羅といっても過言ではないでしょう。
- Internet Explorer
- Microsoft Edge
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
またブラウザ版だけでなく、ウェブ版やスマホアプリもあり、間口はとにかく広いサービスです。ユーザーとしても検索を行うだけで楽天ポイントが貰えるので、超お手軽なポイント稼ぎ法と言えます。
楽天ウェブ検索【ウェブ版】使い方
まず、こちらにアクセスします。

楽天会員のログインをして、検索バーから検索を行うだけです。
楽天ウェブ検索【ブラウザ版】
まず、こちらにアクセスして、ご自身が使っているブラウザのタブを選択、
パソコンへのインストールを行います(画像はGoogle Chromeを例)

インストールされると、画像のように『R』ボタンがブラウザに表示されるようになるので、これをクリックします。

あとはこちらの検索バーから検索を行うだけです。

楽天ウェブ検索【アプリ版】
パソコンよりスマホで検索する方も多いと思います。
AndroidならGoogle Playで、iPhoneならApp storeで「楽天ウェブ検索」と検索すると公式アプリが出てきます。
アプリを立ち上げると他のウェブブラウザと同じように検索画面が表示されるので、検索を行うだけです。

最大30回検索で5ポイント貰える
検索を行うだけでポイントが貰えるというのは、言葉の通りに捉えてください。
以下のように検索バーから自分が知りたい内容の検索を行います。
GoogleやYahoo!で行う通常の検索と一緒です。ブラウザーが違うだけと思えば良いです。
検索を行うと、検索バーの下の数字が1増えていると思います。
これは『今日行った検索回数』を示しており、検索を行えば行うほど貰えるポイントは増えていきます。
1日の上限は30回で、大体5ポイントほど貰うことができます。
楽天側の狙いと、その通りに使われているのか
さて、今回のキモの部分です。
ユーザーからすれば、検索をするだけでお金と同等の価値がある楽天ポイントを貰えるなんて、美味しすぎて若干怪しいなと思うレベルだと思います。
これはおそらく、楽天側が私たちユーザーの検索履歴を欲しがっているからだと考えられます。
楽天は会員登録を行うときに、性別や生年月日を入力します。
そして『男女の各年齢層はどんなことに興味があるのか』といったデータを楽天ウェブ検索を利用してもらうことで取得しようとしているのだと思います。
こういった何万人ものビッグデータは商売に役立ちます。
例えば30代の男性が『筋トレ サプリ』と検索したとすると、この人には筋トレのサプリメントの需要がありそうだ、もしくは30代の男性には需要があるのかもと分かるからですね。
ですので、ポイントを餌にして我々ユーザーに楽天ウェブ検索を使ってもらおうと考えているのだと思います(あくまで予想ですよ)
しかし、この楽天ウェブ検索は果たして楽天の思惑通りに使われているのでしょうか。
「あい」と検索するだけでポイントが入る
実はこの楽天ウェブ検索、検索結果がGoogleのそれとは異なります。
日本の検索エンジンシェアはGoogleとYahoo!が大半を占めていますが、どちらも内部ではGoogleの検索エンジンを使用しており、検索結果は同じです。
結局、日本人は大半はGoogleで検索していることになるのです。
ですので、楽天ウェブ検索の結果画面は見慣れたものと違って使いにくい…
しかもアプリ版の場合、検索結果画面から次の検索ができず、いちいちトップ画面まで戻らないといけない。また画像や動画など、検索タブを切り替えることもできません。
これだけでも致命的なのに、決定打はその検索仕様にあります。
楽天では以下の検索の場合、検索回数はカウントされないとしています。
- 検索結果が0件
- 一文字による検索
- 長すぎる文字数
- 意味をなさない言葉、文字、文字列による検索
- 直近で利用したキーワードでの検索
- 弊社利用規約に違反する場合
- その他弊社にて不適当と判断する検索語
ですが、例えば『あい』と入力して検索するとカウントされます。
当然、上記のどれにも該当しないからです。
ユーザーは『愛』『会い』『藍』と、いずれかの『あい』を検索したかったのかもしれませんので、一概に意味をなさない言葉であるとは決めつけられませんよね。
ですので、『あう』『かう』『かさ』などの一文でもカウントされてしまうのです。これが2分で30回検索できてしまう仕組みですね。
ユーザーにとってはありがたい仕様かもしれませんが、楽天の思惑通りになっていないとしたら改善が必要ですね。
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