対象年齢は5歳から。遊んで身に付くプログラミング【ラッシュアワー】

『プログラミング』と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
英語を羅列している,キーをガチャガチャと手早く打ち込んでいる,聞き慣れない横文字が飛び交う職場である,など、いずれにしても、『難しい』というイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。
ですが、もし子どもの頃から自然とプログラミングを習っていたらどうでしょう。
生まれつき日本語を話している私たちが日本語で会話する事は容易いように、プログラミングが生活に密着していれば、難しいとは思わないでしょう。
そして、今年から小学生のプログラミング教育必修化を皮切りに、プログラミングがより身近になる時代が始まろうとしています。
なぜプログラミングを必修科目とするのかというと、政府に焦りが見えているからと考えられます。
①将来的にIT業界の人材が不足すると予想されている
②世界各国に比べ日本のプログラミング教育は遅れている
上記の結果、
・IT業界従事者は慢性的な長時間労働を強いられる
・外国に頼らないと自国のシステムを維持出来ない
・最新の技術を取り入れる事が出来ずに世界に取り残されてしまう
など、様々な問題が考えられるのではないでしょうか。
いずれにしても、今年からプログラミング必修化ということで、冒頭で述べたプログラミングに対する難しいイメージが払拭されていく足掛かりにもなり、決して悪いことではないと思います。
子どもたちにまず身に付けさせたい思考

では、親がしてあげられるのはどんなことでしょう。
小さい子ども達はいきなりPCに向かってプログラミングするのかというと、そんな事は無いようです。
例えばどんな授業が行われるのでしょうか、それは、『目的を達成する為の順序と行動を学ぶ』と言って良いと思います。
例えば二足歩行型のロボットを作るためには、頭を作る→手を作る→足を作る→それぞれを組み合わせると言ったイメージです。
私も、いくつかのプログラミング言語を勉強しましたが、共通して言える事は『目的達成までの道すじを頭の中に描けるか』が重要です。
何故なら、プログラミングとは暗記するものではなく、都度都度調べながらスキルを身に付けていくものだからです。
『目的達成までの道すじ』が全くの白紙では、検索しようと思っても検索ワードすら出てこず、一向に目的に辿り着けないでしょう。
ですから小学生のうちから『目的達成までの論理的な思考』をトレーニングする授業内容となっていると思われます。
論理的思考が遊びで身に付くラッシュアワー

最近、書店はプログラミング教育必修化の煽りを受けて、本以外の商品も扱うようになりました。
画像はラッシュアワーJrというボードゲームなのですが、論理的な思考を身に付ける事を目的としています。
対象年齢も5歳〜となっており、入学前の幼児でも遊ぶことができます。

『目的達成までの道すじ』を考える力をゲーム感覚で付けさせます。
ルールはとても簡単

画像の白い車は『アイス屋さん』です。
『目的』は、アイス屋さんの車を赤い矢印の出口から外に出してあげることです。設定上は、混雑している駐車場からの脱出というもの。
しかし、途中の紫の車が邪魔で真っ直ぐ進むことができません。アイス屋さんも、その他の車も前か後ろにしか進むことはできません。
『目的達成までの道すじ』は、アイス屋さん以外の車を順番に動かすことです。




画像のように、順番を考えて動かしていくことで目的が達成できました。
このように、ボードゲームをしながら『目的達成までの道すじ』を考える力を身に付けさせることができます。

難易度は「EASY」「MEDIUM」「HARD」「SUPER HARD」の4種類あるため、子どもから大人まで楽しめます。
例えば雨の日、家の中で遊ぶときに子どもは熱中します。
序盤はサクサクとクリアできるため、次々と現れる新しいステージに挑戦してゴールしていく喜びを味わえているようです。
そうこうして楽しんでいるうちに、プログラミングに必要な論理的思考が身に付く『ラッシュアワーJr』
お子様の知育に、おひとつ如何でしょう。
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